暮らしの#ヒキダシ

実家の一人暮らしの父の家の屋根が雨漏りして2階の天井にしみがついてます。屋根の修繕にはお金がかかるので何年も放置しています。修繕を頼むとしたらどこに頼むか、いくらくらいかかるか教えてください。屋根は瓦ではなくスレートです。ミサワホームで建てました。50年くらいは経っています。
南予地区

ご相談ありがとうございます。
ご実家にお一人で暮らすお父様の屋根が雨漏りしているとのこと、大変ご心配のことと思います。特に築50年ということで、「どこに相談すればいいか分からない」「費用がどのくらいかかるのか不安」とお感じになるのも無理はありません。
安心して一歩踏み出せるように、順を追ってご説明します。参考にしていただければ幸いです。
ご実家がミサワホームで建てられた住宅とのことですので、まずはミサワホームのアフターサービス窓口に直接ご相談されることをおすすめします。
築年数が経った住宅でも、ミサワホームではOBのお客様向けに点検やリフォーム相談を受け付けており、構造や仕様を把握している分、他社よりも的確に対応できるケースが多いです。
お住まいの南予地域で対応可能なミサワホームの窓口は、下記のように探せます:
【ミサワホーム 四国支社】愛媛支店のリフォーム部門へ問い合わせ
https://shikoku.misawa.co.jp/company/map/map_matsuyama.html
または、ミサワホーム公式サイト内「オーナーサポート」より点検依頼
https://www.misawa.co.jp/owner_support/
まずは「無料相談」や「点検だけでもお願いできますか?」と伝えてみると、丁寧に対応していただけると思います。
■ スレート屋根の修繕内容と費用目安
スレート屋根は見た目がきれいな反面、年数が経つと割れたりコケが生えたりして雨漏りの原因になります。修繕方法によって費用は異なりますが、以下が目安です。
・簡単な補修(部分的な防水処理など):5万~15万円前後
・屋根全体を覆う「カバー工法」:60万~120万円程度
・屋根の張り替え(葺き替え):100万~200万円程度
「修理費用が高そうで、長年手をつけられなかった」というお気持ちは、とてもよく分かります。ですが、雨漏りは放っておくと天井や柱の腐食が進み、修理範囲が広がってしまうため、結果的に費用が高くつくこともあります。
まずは、点検や見積もりだけでも取ってみることが大切です。
火災保険に加入されている場合、「台風」や「積雪」などによる雨漏りであれば保険金が下りる可能性があります。
→ 保険証券をご確認の上、保険会社に「自然災害での雨漏りに保険が使えるか」と問い合わせてみてください。
市町村の住宅修繕補助制度も、対象になることがあります。南予地域では、高齢者世帯や空き家予防を目的とした補助制度が設けられている自治体もありますので、地元の市役所・町役場の「住宅課」などに問い合わせてみるとよいかと思います。