からだの#ヒキダシ
曇りの日や雨が近づいてくると、体がおもくしんどいです。 対処法はありますか?
中予地区
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こんにちわ
私たちの体も体重の3分の2は水でして、雨ふりや湿度が高く湿気の多いときはその影響を体も受けやすいのです。
私たちは飲食で水分をとり、体の中を循環させて不要なものは大小便で排泄したり汗として皮膚から出しています。
皮膚や粘膜からは1日1リットル出しているらしく、夏の多汗な時期だと1・5~2リットルほど出しているそうです。
空気が湿っていると、皮膚からの汗による排泄が悪くなります。
湿気というのは湿っている所から乾いている方へ移動する性質があるから、
湿度が高いと体の中の水が皮膚からは外にスムーズに放出しにくくなり、体の中に出すべき水が停滞気味になりやすい、
そこへもって蒸し暑い気候になるから冷たい飲み物・食べ物が口当たりよく、欲しくなります。
しかしこれも体の中の水になりますから、処理が滞る水(漢方では水毒といいます)になってしまいます。
この水毒のせいで調子悪くなったりすることも多いのです。
生活的には汗をしっかりかく習慣を湿度が高くなる梅雨前からつけてもらうこと
運動や入浴時にしっかり汗を出すことですね、(入浴法では半身浴などして汗をしっかりかく)
生もの、冷たい水物、そして脂っこいものを食べ過ぎないこと、体を温める食べ物を多くに食べていただくこと。
これらが生活では気をつけてもらうことですが、
それではおっつかなくて、しんどくてつらい場合は・・・水毒をとり、体の水はけをよくする漢方もありますから
ご相談ください