暮らしの#ヒキダシ
父親が9月末に亡くなりました。昔からアマチュア無線をしていました。その無線機をどうしたらいいか悩んでます。ただ無駄に処分はもったいないし、最後まで修理だと思うのですがしていたものものそままです。ガンで急激に悪くなり亡くなったので本人も思うようにならなかったんだと思います。使える使えないなどわからないことだらけなので、詳しい人がみて、使えるのは大事に使っていただきたいです。好きで大事にしていたモノたちだと思うので。
中予地区
ご相談いただき、ありがとうございます。
お父様が長年大切にされてきたアマチュア無線機について、その想いを丁寧に引き継ぐための道筋を、ご紹介いたします。
1. 状況整理と大切にすべきポイント
長年趣味として使用されてきた機器であれば、状態やモデルによっては「使える」「価値がある」可能性があります。一方で、修理が必要・部品が揃っていない・運用免許との関係がある機器もありますので、まずは「現状を確認する」ことが優先です。
処分を考える前に「査定・譲渡・寄贈」などの選択肢を検討するのが、お父様の気持ちにとっても丁寧な対応と言えるでしょう。
2. 専門査定・買取のご相談先
現状、アマチュア無線機の買い取り・見積をしている専門店があります。お父様の機器が「使える/使えない」状態でも相談できる窓口として参考になります。
「中古アマチュア無線機買取販売|中古無線機本舗」
https://oldrig.net/?utm_source=chatgpt.com
「アマチュア無線機 買取|高山無線」
https://www.takayama-musen.com/
「無線機の買取おすすめ業者4選!買取相場や高価買取のコツもご紹介」
https://www.takakuureru.com/magazine/12128
※各店舗で「動作確認済/付属品あり/設置環境」等によって査定額が大きく変わるため、写真を撮って/可能であれば型番・状態をメモしておくとスムーズです。
3. 譲渡・寄贈の選択肢
「使えるものなら誰かに大切に使ってほしい」というお気持ちをお持ちでしたら、以下のようなところもあります。
地域のアマチュア無線クラブや、趣味団体の掲示板・SNSで「譲ります/寄贈します」と投稿。たとえば、地域名+「アマチュア無線 クラブ」でネット検索してみると良いです。
交換・譲渡サイト:例として「ジモティー -『アマチュア無線 中古あげます・譲ります』」
https://jmty.jp/all/sale-kw-%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E7%84%A1%E7%B7%9A?srsltid=AfmBOooQyHlPho21g
学校の理科部・地域のコミュニティ施設・博物館などに「展示用途」「教材用途」で寄贈相談できる可能性もあります。
4. 注意すべきポイント
機器内に お父様のコールサイン(無線局免許) や個人名が記された書類が残っていないかチェックしてください。譲渡や売却を行う際には、これらの個人情報を適切に処理(マスキング・削除)することが望ましいです。
機器が古い・動作未確認の場合、 実運用ができるか/法律的に無線局免許がそのまま使えるか を確認する必要があります。
例えば、無線機を譲渡して相手が使用する際に、免許の変更や無線局の開設手続きが必要な場合があります。 (例として、日本アマチュア無線連盟(JARL)はアマチュア無線の団体ですが、免許・運用に関する情報を持っています)
5. 次のステップ
機器の写真を撮る(正面・裏面・銘板型番・付属品の有無)+簡単なメモ(いつ購入/使用していたか/動作確認できるか)を作成。
上記の専門買取店2〜3社に 「無料査定/出張査定/宅配査定」 を問い合わせ。査定金額・条件(付属品・動作なし/ある)を比較。
「売却/譲渡/寄贈」のいずれかを選び、譲渡先が決まったらコールサインの手続き・個人情報の削除を完了してから、引き継ぎ。
売却せず大切に保管を継続する場合は、保管状態(湿気・錆・配線の劣化)に注意して、将来のために「譲る可能性がある」旨をメモ付しておくと安心です。
お父様が大切にされていた無線機を、ただ処分してしまうのではなく、 「次の誰かが大事に使ってくれるかもしれない」 という形で引き継いでいくのは、非常に尊い選択だと思います。どうか、ご自身のお気持ちも大切にしながら、少しずつ整理なさってください。

