暮らしの#ヒキダシ

外出時に有効な防犯対策や気軽に持ち運びができる防犯グッズについて教えてください。
中予地区

外出時に持ち運びできる防犯グッズとして、防犯ブザーをバッグの外側や取っ手部分に取り付けて、目に見える形で携帯するのがおすすめです。不審者に「防犯意識が高い」と思わせることで、心理的な抑止効果が期待できます。また、USB充電式の防犯ブザーは軽量で持ち運びに便利で、音だけでなくLEDライト付きのものを選べば、暗い場所で鍵を開けたりする際にも役立ちます。
さらに、ポータブルGPSトラッカーをカバンに忍ばせておけば、リアルタイムで位置情報を家族と共有できるため、安心感が得られます。特に、到着や出発の通知ができるものは、親しい人にも現在地を把握してもらえるので心強いです。
服装や持ち物も見直してみましょう。カラフルな柄のカバンやチャームは避け、中性的で目立たないデザインのものにすると、不審者に狙われにくくなります。バッグは道路側ではなく体の内側に持ち、斜め掛けにして密着させることで、ひったくり防止にもなります。
帰宅時には、同じルートや時間帯を毎日繰り返すのは控えましょう。複数のルートを用意し、不規則なパターンで行動することで、リスクを分散できます。夜道を歩く場合、反射素材を取り入れたジャケットを着用するのも効果的です。
また、緊急時に備えて声を出す練習をしておくことも重要です。咄嗟の場面では「助けて!」ではなく「火事だ!」と叫ぶと周囲の注意を引きやすくなります。自宅や職場周辺で、駆け込める場所や逃げ込む方向を事前に確認し、いざという時に迷わないよう準備しておくと安心です。
防犯グッズを活用しながら、日常の行動に少しの工夫を加えるだけで、リスクを大幅に軽減できます。普段の生活に取り入れやすい方法から実践してみてください。