からだの#ヒキダシ

ぎっくり腰が怖いです。 今からできる予防法を教えてください。
中予地区

ご相談いただき、誠にありがとうございます。
ぎっくり腰は、突然のように感じられるものですが、実は日常生活の積み重ねによって発症リスクが高まります。年齢を重ねると、筋力の低下や柔軟性の衰え、姿勢のクセなどが影響しやすくなるため、予防が重要です。
無理なくできる「ぎっくり腰予防法」をご紹介します!
🔹 ぎっくり腰予防の基本3ステップ
① 生活習慣の見直し
ぎっくり腰を引き起こすリスクの高い生活習慣を改善しましょう。
✅ 過労を避ける → 疲労が蓄積すると筋肉が硬くなりやすい
✅ 十分な睡眠をとる → 睡眠不足は筋肉の修復を妨げる
✅ 冷え対策をする → 血行不良がぎっくり腰を引き起こす
✅ ストレスを溜めない → 自律神経の乱れが腰痛の原因に
📌 おすすめの習慣
✔ 湯船につかる → 体を温めて筋肉を柔らかくする
✔ 趣味の時間を作る → リラックス効果で筋肉の緊張を防ぐ
✔ 早起きして朝日を浴びる → 自律神経を整え、疲労を溜めにくい体に
② 正しい身体の使い方を意識する
日常生活の何気ない動作が、ぎっくり腰を引き起こすことがあります。
✅ 起き上がるとき
→ 腹筋を使わず、横向きになって両手で床を押して起きる
✅ 顔を洗うとき
→ 腰を丸めず、片足を台に乗せて前傾姿勢を軽減する
✅ 重いものを持つとき
→ 膝を曲げてしゃがみ、下半身の力で持ち上げる
✅ くしゃみをするとき
→ 上半身を少し丸めて、腰への衝撃を減らす
📌 座るときのポイント
✔ 坐骨(お尻の骨)で座る → 腰の負担を減らす
✔ 膝は90度、背筋を軽く伸ばす → 猫背や反り腰を防ぐ
✔ 長時間同じ姿勢にならない → 1時間ごとに軽く動く
③ 筋肉を柔らかく保つ(ストレッチ+軽い運動)
おすすめの簡単なストレッチや運動を紹介します。
🔸おすすめストレッチ(各30秒ずつ)
📌 殿筋(お尻)ストレッチ
✔ 仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せる
📌 ハムストリングス(太もも裏)ストレッチ
✔ 仰向けに寝て片足を伸ばし、タオルを足裏に引っ掛けて引く
📌 大腰筋(お腹の奥の筋肉)ストレッチ
✔ 片膝を立てて後ろ足を伸ばし、骨盤を前に押し出す
🔸軽い運動(1日10分~)
✅ ウォーキング(15~20分) → 全身の血行を促進
✅ ラジオ体操 → 無理なく全身をほぐせる
✅ カーフレイズ(つま先立ち運動) → ふくらはぎを鍛えて血流を良くする
🔹 ぎっくり腰が怖い方へ|今すぐできる対策まとめ
✔ 体を冷やさず、ストレスを溜めない
✔ 日常動作(起き上がり・座り方・荷物の持ち方)を意識する
✔ ストレッチや軽い運動で筋肉を柔軟に保つ
この3つを意識するだけでも、ぎっくり腰のリスクは大幅に減らせます。
無理のない範囲でできることから始めてみてくださいね!