暮らしの#ヒキダシ
中予地区

ご相談いただき、誠にありがとうございます。
衣替えでセーターを出した際にシミが見つかると驚かれると思います。一般的なシミ取りの方法をご案内します。ただし、素材やシミの種類によって効果や結果が異なるため、試される際は慎重に行ってください。具体的な判断が難しい場合や不安がある場合は、クリーニング店などの専門家にご相談ください。
1. シミの種類を確認する。/シミの原因によって落とし方が変わります。まずは以下のようなシミの種類を確認してください。
・油分が含まれるシミ(食べ物、化粧品など)
・水溶性のシミ(飲み物、ソースなど)
・黄ばみや不明なシミ(保管中の酸化や汚れ)
2. 一般的なシミ取り方法/以下の方法は自宅で試すことができますが、すべてのシミや素材に効果があるわけではありません。また、素材を傷める可能性があるため、慎重に進めてください。
① 油分のシミの場合=中性洗剤(台所用洗剤など)をシミ部分に少量たらし、ぬるま湯で軽くすすぐ。ウール用洗剤で全体を手洗いする。
② 水溶性のシミの場合=ウール用洗剤を薄めた液を使い、柔らかい布でたたくように処理する。すすぎ後、平らな場所で自然乾燥。
③ 黄ばみや酸化汚れの場合=重曹を水でペースト状にし、シミに塗布。その上に少量のお酢を垂らし、10分程度放置してすすぐ。
3. 注意点
必ず目立たない部分で「色落ちテスト」を行ってから試してください。セーターの洗濯表示に従い、素材に適さない方法は避けてください。
強力な漂白剤は使用しないでください。
4. 専門家への相談をおすすめする場合=シミが取れない、または素材を傷める恐れがあると感じた場合は、無理に作業を進めず、クリーニング店などに相談してください。
特にウールやカシミヤなどデリケートな素材は、専門家の手に任せるのが安全です。
最後に
こちらのご案内がお役に立てば幸いです。試される際は慎重に行っていただき、素材を傷めないよう十分ご注意ください。シミが取れない場合やさらに詳しいアドバイスが必要な場合は、専門店にご相談されることをおすすめします。