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家の庭でプランター菜園はじめました。西陽しか当たりませんが、育てやすいものとしては何がいいですか? ちなみに 植木鉢には大葉うえたら、今のところは育ってます。
南予地区

ご相談ありがとうございます。
南予の温暖な気候で、西陽だけが当たるプランター菜園に挑戦されているとのこと、とても素晴らしい第一歩ですね。すでに大葉が元気に育っているご様子、きっとお手入れが丁寧なのでしょう。
それでは、西陽環境でも比較的育てやすく、初心者の方におすすめの野菜やハーブをいくつかご紹介いたしますね。
🌿おすすめの野菜・ハーブ(西陽OK・初心者向け)
1. ミニトマト
理由:午後の日差しがしっかりある西陽環境は、日照不足になりにくく、トマトの甘みを引き出すには好条件です。
注意点:風通しのよい場所に置き、乾燥気味に育てると実つきが良くなります。
2. バジル
理由:大葉と同じくシソ科で育てやすく、午後の日差しで十分元気に育ちます。
ポイント:大葉の隣に植えると、香りの相乗効果で虫除けにもなります。
3. ニラ
理由:暑さに強く、日陰でもある程度育ちます。西陽の環境にも向いており、ほったらかしでも収穫できます。
特徴:多年草なので一度植えると何年も楽しめます。
4. パセリ(イタリアンパセリでもOK)
理由:半日陰でも育つ丈夫なハーブ。西陽だけでも問題ありません。
嬉しい点:収穫が長く続くので、ちょっとした彩りにも便利です。
5. ラディッシュ(はつか大根)
理由:育成がとても早く、1ヶ月ほどで収穫できます。
コツ:浅めのプランターでも育つので、お試しにも最適です。
🪴西陽環境ならではのポイント
日差しの活用:午前中は日が当たらなくても、西陽が当たるだけで光合成には十分なことも。午後の強い日差しを活かしましょう。
暑さ対策:夏場は鉢が高温になりすぎることがあるため、プランターの下にスノコやブロックを敷いて風通しを良くすると◎。
遮光ネットも検討:真夏は西陽が強すぎる場合もあるので、午後の時間帯だけ軽く遮光することで植物も快適になります。
🌱プランター栽培のちょっとした工夫
用土:市販の「野菜用培養土」でOK。水はけと栄養のバランスが良く、失敗しにくいです。
鉢底石を忘れずに:水はけを良くし、根腐れ防止になります。
水やり:朝か夕方の涼しい時間帯に。真夏は朝夕の2回必要なこともありますが、土の乾き具合を見ながら調整してくださいね。
置き場所:風通しがよく、午後の光がしっかり当たる場所を選びましょう。
「西陽だけで大丈夫かしら…」とご心配な方も多いですが、植物の種類や育て方を少し工夫するだけで、元気に育ってくれます。お庭に出て水やりをする時間が、毎日の楽しみに変わるはずです。
ぜひ、今育てている大葉のように、無理なく続けられる品種から少しずつ広げてみてください。