暮らしの#ヒキダシ

冷房にかかる電気代を節約する知恵を教えてください。とても暑いのでクーラーをつけっぱなしにしていますが、何か工夫をして少しでも電気代が抑えられたら嬉しいです。
東予地区

ご相談いただき、ありがとうございます。
連日の暑さ、本当に厳しいですね!
冷房を切るなんて現実的じゃない、でも電気代は気になる…そのお気持ち、すごくよく分かります。
今回は、よくある“28℃設定”や“フィルター掃除”ではなく、
一人暮らしや共働き家庭でもすぐにできる節電の工夫をお伝えしますね。
🌀1. 「冷たい空気を床に落とす」ための、縦置きサーキュレーター作戦
エアコンの冷気って、実は天井付近にたまりやすいんです。そこに真上に風を送るサーキュレーターを壁際に縦置きして回すと、冷気がゆっくり降りてきて、同じ温度設定でも体感温度が1〜2℃下がることがあります。ちょっとした角度の違いでも効果が変わるので、自分の部屋に合うベストポジション探しは、ちょっとした探検気分でどうぞ。
🪟2. 「窓からの熱気」はレースカーテン×100均のアルミシートで即対策
日差しの熱、じつは壁より窓からの侵入がダントツで多いんです。遮熱カーテンもいいですが、レースカーテンの内側にアルミ断熱シートを洗濯バサミで軽く固定するだけでも効果絶大です。「部屋の明るさは保ちつつ、外の熱だけシャットアウトしたい」人にはぴったりです。
📺3. 実は盲点。「テレビ」がけっこう電気食ってる件
意外に知られていないのが、大型テレビの消費電力。特に4K・8Kタイプは、5〜6時間つけっぱなしで冷房1時間分を余裕で超えます。
ラジオアプリや音声メディアを「BGM代わり」にするだけでも効果ありです。
🧊4. 「人を冷やす」グッズをうまく使うと、冷房1時間ぶん浮く
部屋全体を冷やすより、自分自身を冷やす方がコスパが良い場合も。最近人気なのが、首掛けアイスリングや小型冷却ベスト、USB冷風扇といった“着る冷房”系アイテムです。冷房を1〜2時間オフにできるだけで、毎月1,000円近く差が出ることもあります。
🍚5. 「炊飯器の保温」やめて、冷凍&レンチン派にシフト
これも地味に盲点。炊飯器の保温モードは1時間で5〜7円。寝る前につけっぱなしで8時間だと40〜50円のロスです。
🪄最後に
カーテンレールの上に段ボール1枚で、冷気漏れを防ぐ。
これ、意外と知られてません。
カーテンの上部から冷気が“ダダ漏れ”している家、多いんです。