暮らしの#ヒキダシ

いとこの配偶者が亡くなり通夜と告別式に参列しますが、香典をどのように用意すればいいのでしょうか?
中予地区

ご質問有難うございます。
この度はご愁傷様でございます
お香典の用意の仕方についてですが、まずは不祝儀袋(香典袋)と袱紗(ふくさ)をご準備頂きます。
不祝儀袋は中の金額に応じて準備しますが、この度はいとこの配偶者様がお亡くなりになられたとの事ですので、その方との関係にもよりますが愛媛県では一般的に1万円を包むことが多いです。ですので、不祝儀袋も一般的な黒白のものでご準備いただいて構いません。※中身の金額に関しては、他にも親族の方がいらっしゃれば事前に合わせておくことをお勧め致します。
次にお金の包み方ですが、不祝儀袋に中袋があればそちらに入れて頂き無ければそのまま入れて頂きます。その際、中袋や不祝儀袋を表にしていただいて、お札の肖像を下にして裏向きに入れます。※新札はなるべく避けて頂いて、難しければお札に折り目をつけるだけでも構いません。
そして書き方について、中袋があればその表に金額を、裏面には住所を記入致します。金額は「壱、弐、参」を用います。中袋が無い場合は、不祝儀袋の裏面左下に住所と金額を記入致します。不祝儀袋の表書きは薄墨で水引の下部分に自分の氏名を記入します。水引の上部分には同様に薄墨で「御香典や御玉串料、御花料」など宗派に応じて書き分けます。ほとんどの場合で使えるのが「御霊前」になりますが、浄土真宗やキリスト教(プロテスタント)では使用できませんので、浄土真宗は「御仏前」、キリスト教(プロテスタント)は「御花料」とします。
最後にご祝儀袋後ろの包み方について、上部分が外側になるように包み、水引をします。その後、袱紗に包みますが色は紫色など寒色系の派手でない色を用います。袱紗が一枚布の場合は、袱紗の対角線が”十”になるように広げて頂き、真ん中少し左に不祝儀袋を置きます。そして右、下、上、左の順で布を不祝儀袋にかけて包みます。袱紗が長財布タイプの場合は開いたときに右側に包みがある状態で不祝儀袋を入れます。
以上になりますが、文章だけでの説明ですので分かりにくい部分も多々あるかと思いますので、ご不明な場合にはご連絡を頂ければと思います。