暮らしの#ヒキダシ

サボテンを枯らしてしまいました。処分するにはどこに持って行けば良いですか。
中予地区

ご相談いただき、ありがとうございます。
サボテンの処分は少し手間がかかりますが、安全に配慮しながら適切な方法で処理しましょう。
長年楽しませてくれたサボテンに感謝し、新たな植物を迎える準備をするのも良いですね!
1. 処分する前に、本当に枯れているか確認
サボテンは「枯れた」と思っても、休眠期の場合があります。以下の方法で確認してみましょう。
● 根の状態を見る
・乾燥してボロボロになっている、黒ずんで悪臭がする → 完全に枯れている
・まだ白くみずみずしい → 休眠中の可能性がある
● 枝の状態を見る
・ポキッと折れる → 完全に枯れている
・折れずに柔らかい → 復活の可能性あり
まだ元気な部分がある場合は、挿し木や植え替えを試すことで新たに育てることができます。
完全に枯れている場合は、安全に配慮しながら処分しましょう。
2. サボテン本体の処分方法(松山市の場合は、可燃ごみ)
⚠ 棘があるため、安全に処理することが重要です!
● 事前準備(トゲ対策)
・厚手の手袋(軍手+ゴム手袋の二重が安全)
・新聞紙や段ボールで包む(直接触れないようにする)
・ビニール袋を二重にして破れを防ぐ
● 処分方法
・小さいサボテンは、そのまま可燃ごみ袋へ
・**大きいサボテン(1m以上)**は、のこぎりでカットし、小さくしてから可燃ごみへ
・ゴミ袋に「トゲあり」「危険」と記入(収集作業員の安全のため)
💡 安全な処理の工夫
・水に浸してトゲを柔らかくすると処分しやすい
・根元を切って光合成を止め、枯れさせてから処分する
3. 鉢の処分方法(素材別)
鉢の素材によって処分方法が異なります。
・プラスチック鉢 → 可燃ごみ(自治体のルールを確認)
・陶器・素焼き鉢 → 不燃ごみ or 粗大ごみ
・ガラス製鉢 → 不燃ごみ
・金属製鉢 → 資源ごみ
鉢が再利用できる場合は、他の植物を植えたり、園芸店・ホームセンターの回収サービスを利用するのも一つの方法です。
4. 土の処分方法
⚠ 土は可燃ごみとして出せません!
● 処分方法
・庭やプランターに再利用(ただし、栄養が不足している可能性あり)
・ホームセンターや園芸店の土回収サービスを利用
・自治体の処理場に持ち込む(事前に確認)
⚠ 公園や山、道路に捨てるのは不法投棄になるため絶対NG!