学びの#ヒキダシ

20年前三年ほど介護施設で介護の仕事についていました。40代になり介護福祉士の資格が取りたいと考えていますが、どうすればよいですか?また研修など期間はどのくらい時間やお金がかかりますか?試験は筆記試験ですか?
南予地区

お問い合わせありがとうございます。
過去に介護施設でのご経験があり、再び介護福祉士の資格取得を目指しているとのことですね。
介護福祉士の資格について回答いたします。
■実務経験による受験資格の取得:介護福祉士の国家試験を受けるためには、介護施設などで3年以上(540日以上)の実務経験が必要です。20年前の経験はカウントされないため、新たに3年間の実務経験を積む必要があります。
■実務者研修の受講:実務経験を積む間に、450時間の「実務者研修」を受けることが求められます。この研修を修了することで、国家試験の受験資格が得られます。
■研修期間と費用:実務者研修の期間は6ヶ月から1年程度で、費用は15万~30万円程度です。地域や研修機関によって異なるため、事前に確認してみてください。助成金が利用できる場合もあります。
■国家試験について:試験は筆記と実技の2つがあります。筆記試験では介護に関する幅広い知識が問われ、実技試験では介護技術が評価されます。
■サポート体制:多くの研修機関では試験対策が充実しており、ハローワークや自治体でも補助や相談支援を受けられる場合があります。
公益社団法人 日本介護福祉士会のウェブサイトは以下となります。
https://www.jaccw.or.jp/about/fukushishi
厚生労働省の介護福祉士資格の取得方法についての資料は以下となります。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/siryou1_6.pdf
介護福祉士の資格取得は大変ですが、スキルアップとキャリア向上に繋がる重要なステップです。応援していますので、頑張ってください!